ヴィクトリア朝時代のイングランド。シダ植物への熱狂が庭園文化を大きく変え、風景に野生的で原始的な趣をもたらしました。その荒々しい生命力は、荒れ地に築かれたデレク・ジャーマンの庭にも通じています。
そのジャーマンが1986年に購入した、ケント海岸の伝説的なプロスペクト・コテージ。石の多い荒涼とした土地は、他に類を見ない独自の庭へと姿を変えました。
このピアスの色彩は、ジャーマンの著書『Chroma』(1994年)や日記から着想を得たもの。色、人生、芸術について綴られた、きわめて個人的な探究が反映されています。