MATERIAL GUIDE

ジュエリーに用いられる金属に関するガイドです。

早見表

各商品のMATERIAL部分に記載してある、「SV925 + 18kgp」の表記は、
「SV925」が地金の金種、「+」の後ろがコーティングの金種を指しています。

 地金 価格 メンテナンス 特徴
SV925 比較的安価 まめに必要

やや黄色味を帯びた優しい銀色。
コーティングがかかっていない場合は変色するため、定期的にお手入れが必要。

10K / 14K / 18K 高価 ほぼ不要 数字が大きくなるほど黄色味の強い金色。
基本的にお手入れは不要で、気になる場合は中性洗剤で洗浄。
Pt900 / Pt950 高価 ほぼ不要

落ち着いた銀色。
基本的にお手入れは不要で、気になる場合は中性洗剤で洗浄。

真鍮 安価 まめに必要 金色。黒ずみやすいため、変色を前提としたデザインに適している。

 コーティング(メッキ) 価格 メンテナンス 特徴

SV925 + RHP
SV925 + 18kgp等

- 定期的に必要

RHP(ロジウム、銀色)、18kgp(ゴールド)など。
使用するうちに徐々に剥がれ落ちるため、定期的に再コーティングが必要。
コーティングが剥がれるため各種金属用のクロスは使用不可(=小傷がついても原則ご自身でのメンテナンスはできません)。

SV925

92.5%が純銀、残りは銅などを混ぜた合金です。スターリングシルバー(Sterling Silver)とも呼ばれます。一般的にシルバーアクセサリーにはSV925が用いられることがほとんどです。100%の純銀が用いられないのは、ジュエリーには柔らかすぎて十分な強度がないためで、合金にすることによって強度を上げています。

刻印がある場合はSV925、925、SILVER、STERLING等と表記されます。

SV925はお使いいただくうちに黄ばみ・黒ずみが発生します。
これは錆ではなく、硫化と呼ばれる現象によって発生する皮膜です。
空気中に含まれる硫黄とSV925が反応することで硫化銀ができ、その皮膜が厚くなるにつれて黄色〜茶褐色〜黒へと変色していきます。
通常は内部まで硫化現象が起こることはありませんので、シルバー専用のクリーナー等でメンテナンスをすれば美しい状態を取り戻すことができます。

10K / 14K / 18K

いずれもゴールドで、Kの前後の数字は金の純度を24分率で表現したものです。
つまり24Kは純金、18Kは75%、14Kは58%、10Kは42%が金で、残りは銀・銅などの割り金が混ざっています。
合金である理由はシルバーと同様、純金はジュエリーには柔らかすぎるためです。

また、割り金の配分を変えることで色味を変えることができます。
割り金のうち銀が多ければホワイトゴールドに、銅が多ければピンクゴールドに、といった具合です。

刻印がある場合は、18K、K18、K18YG等と表記されます。
前にKがつくものは日本国内で製造されたものに使われることが多い表記法です。
YGはYellow Gold(イエローゴールド)WGであればWhite Gold(ホワイトゴールド)、PGであればPink Gold(ピンクゴールド)です。
なお、WGは少し黄色みを帯びたカラーをしているため、より白っぽい輝きを出すためにロジウムコーティングをすることが一般的です。

ゴールドは非常に強い金属であるものの、お使いいただくうちに皮脂汚れ等により酸化し、黒ずみが発生することがあります。
ゴールド専用のクリーナーもしくは中性洗剤でお手入れすれば美しい状態を取り戻すことができますが、普段のお手入れとしては柔らかい布やセーム革で乾拭きしていただくだけで十分です。

Pt900 / Pt950

いずれもプラチナで、Ptの後ろの数字は1000分率で表現したものです。

つまりPt1000は純プラチナ、Pt900は90%、Pt950は95%がプラチナで、残りはパラジウムやルテニウムなどの割り金です。

プラチナは非常に安定した金属で、非常に硬く、変形変色が起こりにくい素材です。
しかしながら日常生活を送る中で細かな傷がついたり、強い衝撃を受ければ変形することもあります。柔らかい布やセーム革で、小傷が気になる場合はプラチナ用のクロスでお手入れするのがおすすめです。

真鍮(Brass)

真鍮は銅と亜鉛の合金です。身近なものだと5円玉やアンティーク家具にも用いられている、黄色い金属です。酸化すると黒ずみ、アンティークな風合いになります。金属としては安価で、手頃なアイテムが揃いやすいことが特徴です。

メッキがかけられていない真鍮は空気に触れるだけでも黒ずみが起こりやすく、経年変化を楽しめるようなデザインに向いています。柔らかい布やセーム革で、小傷が気になる場合は真鍮用のクロスでお手入れするのがおすすめです。

RHP

Rhodium Platedの略で、ロジウムコーティングを指します。
主にSV925の変色予防、WGのカラー補正に使われるメッキで、SV925よりも少し深みのあるグレーカラーです。

コーティングですので、日常生活を送る中で少しずつ薄くなり、劣化が気になる場合には再コーティングが必要です。また、コーティングが傷つきますのでシルバークロスやゴールドクロスなど、研磨剤を含むクロスでのお手入れはできません。柔らかい布やセーム革でお手入れください。

10kgp / 18kgp / 24kgp

gpはGold Platedの略で、ゴールドコーティングを指します。
どの純度のゴールドを使用しているかによって、18kgp、24kgpなどと表記されます。

コーティングですので、日常生活を送る中で少しずつ薄くなり、劣化が気になる場合には再コーティングが必要です。また、コーティングが傷つきますので、ゴールドクロスなど研磨剤を含むクロスでのお手入れはできません。柔らかい布やセーム革でお手入れください。